世界一の参考書 |
Ciao!!
久しぶりの更新です
よく、「どうやってトレーニングを考えているのですか?」
と質問を頂くので、今回はその一例をお伝えしようと思います。
ズバリ!!
僕には世界一の参考書があります!
選手の特徴を伸ばすことや、その生かし方をトレーニングすることが僕のフィロソフィー。
その中でターゲットにしているのが”世界レベルの選手たち”です。
スクール、ラ・テクニカ、フィジカル、パーソナルコーチングの全てにおいて、
その選手の特徴やシチュエーションに当てはめるようにトレーニングを形成しています。
例えば身体が大きく、シュートが武器な宏太郎。
初めはセレクションの合格なんて正直厳しいと思いました。
それでもペルージャでのトレーニングで成長し、見事に結果を出してくれた選手の1人。
もちろんそこに彼の人一倍の努力と強い気持ちがあったことは大前提ですが。。。
彼の参考にした選手はイブラヒモビッチ、ベンゼマ、モラタ、ジエゴコスタ、ラッシュフォードなどの大型ストライカーと言われる選手のプレーや動き。
イブラヒモビッチやジエゴコスタからはフィジカルを生かした身体の使い方やボールキープを参考にトレーニングを組みました。
ベンゼマからはコントロールやゴール前での技術を、
モラタのスペースへの入り方、ラッシュフォードの1対1からシュートへの運び方など、様々なスキルを応用しました。
力任せで荒削りなプレーも減り、ボールの受け方や判断、1対1の間合いやシュートへの運び方がとてもスムーズになりました。
テクニックは周りと比べても凡庸ですが、誰よりもゴールを奪えるストライカーへと成長してくれたと思います。
これらはどれもワールドクラスのテクニックだから間違いなく世界で1番の参考書。
全てがその選手にとって必要なことだとは思わないし、そのまま真似をすればいいわけではありません。
1番大切なことは、”選手の特徴をいかに引き出すか”ということ。
サッカーは常に進化し、トレンドが変化していくスポーツ。
それに伴って育成方法や指導法も数多あり、そのどれにも賛否両論が存在しますが、
これからもスクールやパーソナルコーチングを通して選手のスキルアップに少しでも参考になるよう、最適解を探していきます!!
そして将来、ペルージャの選手たちが僕の参考書となってくれることを期待しています!
ペルージャジャパン
田畑